転売とは、
「仕入れたらひたすら高い値段で売る」
というイメージがありますが、僕の行っている手法は少し違います。
アマゾンを販売媒体として事業をする場合、
「徹底的に安く仕入れて、適切な価格で販売する」
これを意識してほしいと思います。
Amazonは売れる価格がはっきりしています。
まずは仕入れ商品を見つける。
次にモノレート分析していくらで販売することが適切なのか?
(いくらなら売れるのか?)
そしていくらなら仕入れてOKか?
を考えます。
物販の原理原則は
利益=売上-コスト
これは変わりません。
では、実際に国内転売での必要コストを理解しましょう。
仕入れの際、考えるべきコストは主に2種類です。
・商品代金
・自宅までの送料
これらのコストの中で抑えることができるものはどちらでしょう?
答えはどちらもです!
★商品代金
→交渉をしましょう。
ヤフオクの場合は質問からの交渉は規約上禁止みたいですが、
まったく取り締まりはありませんので、どんどんやったほうがいいです。
万が一、注意が来た場合は辞めればいいんです。
ヤフオクはかなり規約系には適当な媒体なので、
いきなりアカウントが停止なんてことはまずないです。
ただし、ヤフオクの場合は商品代金の値下げはあまり有効ではないので、
即決交渉やまとめ買い交渉を使いましょう!
例)
・当方住所は東京ですが、送料込み〇〇円で即決できませんでしょうか?
・はじめまして。こちらの商品ですが複数個在庫はございませんでしょうか?
など
特に縦積み仕入れをするためには、複数個在庫が無いか質問するのは有効です。
★自宅までの送料
→こちらも、かなり下げることはできます。
特に有効なノウハウは、同梱できる商品が他に無いかということです。
・複数在庫
・別の類似商品
単純に一つの仕入れの場合、送料は1000円だとします。
もし落札した出品者が在庫、または他の転売できる商品を2、3個も出品していた場合、
同じ箱に一緒に入れて送ってもらう事で送料を安くしてもらう事が可能です。
そうすると1000円のコストが500円、340円と安くなっていきます。
小さなコストでも、
下げていけば利益率が上がっていくので、この同梱仕入れは特に有効です!
メルカリの場合はほとんどの商品が送料込みで出品されているので、
ヤフオクよりもシンプルに仕入れ値計算が可能です。
更に、商品代金の値引き交渉が暗黙の了解となっておりますので、
ガンガン交渉を入れて自分で利益を作り出しましょう。
仕入れ値の計算方法
基本的に、利益の計算は以下の通りです。
利益=「Amazon販売価格」ー「Amazon販売手数料+FBA発送手数料」ー「仕入れ価格」
「Amazon販売手数料」は商品カテゴリーによって変わってきますので
一概に〇%とは言えませんが、ほとんどが10%です。
「FBA発送手数料」は大きければ大きいほど手数料が高くなります。
約350円~1,200円くらいです。
最初はFBA料金シミュレーターで手数料を確認しながら仕入れ値を計算しましょう。
※FBA料金シミュレーターって??
→Amazonの販売手数料を計算してくれるサイトです。
FBA料金シミュレーター
https://sellercentral.amazon.co.jp/hz/fba/profitabilitycalculator/index?lang=ja_JP
パターンとして
・自己発送の場合
・FBA発送の場合
この2種類がありますが、ほとんどをFBA発送で実践してもらうので
右側の商品代金に入力して計算してください。
慣れてくれば電卓を叩いて計算できるようになります。
電卓の場合は、
仕入れ値=Amazon販売価格×0.7(手数料10%+利益率20%)-500円(FBA発送手数料の平均)
で計算すれば利益率20%の仕入れをできます。
狙うべき利益率
電脳せどりで初心者が狙うべき利益率について説明していきます。
一般的な平均利益率は15~20%と言われています。
ですが、ここで意識して欲しい事は、
最初から高利益率で商品を狙わないという事です。
まずは利益率が低くても1,000円、2,000円と利益が取れるのであれば仕入れに挑戦してみましょう。
そして「Amazonは売れるんだ」という感覚を掴む事を意識して欲しい思います。
高利益の商品を取るには経験値も重要になってきます。
モチベーション維持の為にも最初は、
利益率10~15%を狙って下さい。
もっと言えば赤字かトントンでもいいぐらいです。
これで実践を行なう内に30%~70%の高利益率の商品が取れてきます。
ヤフオクの場合、
まずは自分の出したい利益率を計算して、その仕入れ値を一発で入札をしましょう。
例えば、
1円で出品されている商品を5,000円まで仕入れ値を上げてOKの場合、
欲張って10円、20円で入札をせずに
5,000円で入札を入れ、あとはスルーです。
こうすることによって、無駄な入札合戦に巻き込まれ無い様にできます。
入札していた商品が「高値更新」されてしまったからといって
意地になって入札、入札としていると
「気がつけば利益がでない金額で落札している」という現象が起こります。
これを避けるためにも、入札額をしっかりだして、その金額を入札しておく。
高値更新されるものは「しょうがない」と考えてスルーしてください。